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  • 2026-8-25
  • CATEGORYマタニティ

【古河市】妊娠中の歯の治療はいつ?マタニティ歯科で安心ケア

【古河市】妊娠中の歯の治療はいつ?マタニティ歯科で安心ケア

先日、長浜歯科医院(茨城県古河市)に、30代の女性の患者様がご来院されました。

妊娠してから歯ぐきが腫れやすくて、歯みがきすると血が出るんです。でも、お腹の赤ちゃんに影響がないか心配で、なかなか歯医者に行けなくて…

このように、妊娠中にお口のトラブルが増え、治療の必要性を感じながらも、安全性への不安から受診をためらう方は少なくありません。特に、妊娠中はホルモンバランスの変化や食生活、つわりなどの影響で、虫歯や歯周病が悪化しやすい時期でもあります。

長浜歯科医院の院長、長浜 光徳です。

この記事では、妊娠中の歯の治療がいつ受けられるのか、安全性に関するよくある疑問、そしてご自宅でできるケアの工夫について、歯科医の立場から詳しく解説します。古河市で妊娠中の歯の治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。


妊娠中は歯のトラブルが増えやすい理由

清潔な歯ブラシと歯磨き粉、水滴が光る背景

妊娠中は、さまざまな体の変化がお口の中にも影響を及ぼし、トラブルが起こりやすくなります。このセクションでは、その主な理由について見ていきましょう。

ホルモンの変化と歯ぐき

妊娠中は、女性ホルモンの分泌が急増します。このホルモンは、歯周病菌の一種である「プレボテラ・インターメディア」の増殖を促す作用があるため、歯ぐきが炎症を起こしやすくなります。

その結果、「妊娠性歯肉炎」と呼ばれる歯ぐきの腫れや出血が起こりやすくなるのです。これは妊娠期の約50〜70%の妊婦さんに起こるといわれており、軽度であっても放置すると悪化する可能性があります。

つわり・食生活の変化の影響

つわりがひどい時期は、歯ブラシを口に入れるのがつらく、十分に歯みがきができないことがあります。すると、お口の中に食べかすやプラークがたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、頻繁な吐き気によって胃酸が逆流し、歯が酸にさらされることで、エナメル質が溶けやすくなることもあります。さらに、つわりによる食生活の変化や間食の増加も、虫歯のリスクを上げる要因となるでしょう。妊娠中の歯の治療が必要になる前に、予防を心がけましょう。


歯の治療はいつ受けられる?時期の目安

穏やかな日差しが差し込む清潔な歯科治療室の風景

「妊娠中に歯の治療を受けても大丈夫なの?」という不安は、多くの妊婦さんが抱く疑問です。ここでは、妊娠中 歯医者 いつ行けば良いのか、治療を受ける時期の目安について解説します。

安定期(妊娠中期)が基本

一般的に、妊娠中の歯科治療は、体調が安定する妊娠中期(妊娠5ヶ月〜8ヶ月頃)が最も適しているとされています。この時期は、つわりが落ち着き、お腹もまだそれほど大きくないため、比較的リラックスして治療を受けやすいでしょう。

抜歯や虫歯の治療、歯周病の本格的な治療など、一般的な歯科治療は安定期に計画的に進めることが推奨されます。当院では、患者様一人ひとりの体調を考慮し、無理のない範囲で治療計画を立てています。

初期・後期の注意

妊娠初期(〜4ヶ月頃)は、胎児の重要な器官が形成される大切な時期であり、つわりもひどく体調が不安定になりがちです。そのため、この時期の歯科治療は、緊急性の高い応急処置にとどめることが一般的です。

妊娠後期(9ヶ月〜出産まで)は、お腹が大きくなり、診療台に仰向けになるのがつらくなったり、早産の兆候が出やすくなったりする場合があります。そのため、この時期も緊急時を除いて、応急処置にとどめるか、出産後に延期を検討することが多いです。

しかし、急な強い痛みや出血、腫れがある場合は、我慢せずに必ず歯科医院にご相談ください。適切な処置を受けることで、症状の悪化を防ぎ、お母さんの負担を軽減することができます。
痛くなくても歯医者へ|定期検診で行う検査・クリーニングの内容とは


レントゲン・麻酔・薬は大丈夫?よくある不安

明るく清潔な歯科医院の受付で優しい笑顔のスタッフが妊婦さんに説明している様子

妊娠中の歯の治療で特に不安を感じやすいのが、レントゲン撮影、麻酔、そして薬の使用についてではないでしょうか。ここでは、それぞれの安全性について詳しく見ていきましょう。

歯科のレントゲンは防護のうえ局所的で、一般に影響は小さいとされる

歯科治療で使われるレントゲンは、X線の照射範囲が非常に狭く、お口周りのごく一部に限定されます。また、撮影時には鉛入りのエプロンを着用していただくため、お腹の赤ちゃんへの影響は極めて小さいと考えられています。

心配な場合は、担当の歯科医師に相談し、必要最低限の枚数に抑えるなどの配慮をしてもらいましょう。当院では、妊婦さんのレントゲン撮影は必要に応じて最小限に留め、安全に配慮しています。

局所麻酔も通常の歯科治療の範囲では使われることが多い

虫歯の治療などで使用する局所麻酔は、麻酔薬の量がごく少量であり、作用も局所的であるため、通常の歯科治療の範囲内であれば、お腹の赤ちゃんに影響を与えることはほとんどないとされています。麻酔をせずに強い痛みを我慢する方が、お母さんのストレスとなり、かえって体に負担をかける可能性もあります。

もし不安な場合は、事前に歯科医師にその旨を伝え、使用する麻酔の種類や量について確認しましょう。妊娠中 虫歯 治療が必要な場合は、遠慮なくご相談ください。

薬は妊娠中でも使えるものを選ぶ。自己判断せず歯科医・産科医に相談

歯の痛み止めや抗生物質など、歯科治療で薬を処方されることがあります。妊娠中に服用できる薬は限られているため、必ず歯科医師に妊娠中であることを伝え、妊娠中でも安全に使用できる薬を選んでもらうことが重要です。

当院では、産科医と連携を取りながら、安全性を十分に考慮したうえで薬を処方しています。自己判断で市販薬を服用したり、処方された薬の服用を中断したりすることは避けてください。疑問があれば、必ず歯科医師や産科医に相談しましょう。


妊娠性歯肉炎とお口のケア

自然光が差し込むバスルームで、妊娠中の女性がやさしく歯磨きをしている様子

妊娠中に起こりやすい「妊娠性歯肉炎」は、適切なケアで症状を和らげ、悪化を防ぐことができます。ここでは、ご自宅でできるお口のケアの工夫をご紹介します。

歯ぐきの腫れ・出血への対応

妊娠性歯肉炎による歯ぐきの腫れや出血は、歯周病菌の活動による炎症が原因です。そのため、毎日の丁寧な歯みがきで、お口の中のプラーク(歯垢)をしっかり除去することが最も重要になります。

▶ やわらかい歯ブラシで優しく、こまめに

歯ぐきが敏感になっているため、やわらかめの歯ブラシを選び、力を入れすぎずに優しくみがきましょう。歯と歯ぐきの境目を意識して、小刻みにブラシを動かすのがポイントです。出血があっても怖がらず、清潔を保つことで炎症は落ち着きやすくなります。

▶ 歯間ブラシやデンタルフロスの活用

歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間や、歯ぐきの溝の汚れには、歯間ブラシやデンタルフロスが効果的です。これらを活用することで、より効率的にプラークを除去できます。

つわり中でもできる工夫

つわりがひどい時期は、歯みがきがおっくうになったり、吐き気を催したりすることもあるでしょう。そんな時でも、お口の清潔を保つための工夫があります。

▶ 小さいヘッドの歯ブラシ・においの少ない歯みがき粉

大きな歯ブラシは刺激になりやすいので、ヘッドが小さい歯ブラシを選ぶと、お口の奥まで届きやすく、気持ち悪くなりにくいでしょう。また、ミント味が強すぎない、無香料に近い歯みがき粉や、ジェルタイプのものも試してみてください。

▶ うがいだけでも汚れを減らす

どうしても歯みがきができないときは、水やマウスウォッシュでうがいをするだけでも、お口の中の食べかすを洗い流し、酸性に傾いたお口の状態を中和することができます。無理のない範囲で、こまめに行いましょう。
古河市 虫歯予防|フッ素・年代別ポイント・歯磨き法を解説


生まれてくる赤ちゃんのためにも|古河市でのマタニティ歯科

やさしい光が差し込む清潔な歯科医院で、穏やかに会話する妊婦さんと歯科医師

お母さんのお口の健康は、ご自身の体だけでなく、生まれてくる赤ちゃんの健康にも深く関わっています。

お母さんのお口の中の虫歯菌や歯周病菌は、唾液などを介して赤ちゃんにうつる可能性があると考えられています。そのため、妊娠中からお口の環境を整えておくことは、将来の赤ちゃんの虫歯予防にもつながる大切なステップです。

安定期に一度、歯科検診を受けておくことで、ご自身のお口の状態を把握し、必要なケアや妊娠中 歯の治療を受けることができます。また、専門家によるクリーニング(PMTC)を受けることで、日頃の歯みがきだけでは取り除けない汚れをきれいにしてもらうことも重要です。
歯のクリーニングの効果と適切な頻度は?保険適用とPMTCの違いを解説

長浜歯科医院は、古河市でマタニティ歯科に対応しており、妊娠中の患者様の不安に寄り添い、産科との連携も視野に入れながら、安全で安心な歯科治療を提供しています。ご自身の判断で不安を抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。


妊娠に関するよくある質問

優しい笑顔の歯科助手と妊婦さんが安心して話しているイラスト

Q1. 妊娠中に歯の治療をしても赤ちゃんに影響はありませんか?

A1. 一般的に、妊娠中期(安定期)に行う歯科治療は、赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。 レントゲンや麻酔、薬の使用についても、安全性を考慮し、必要最低限に抑えるよう配慮しますのでご安心ください。

Q2. 妊娠中に歯のレントゲンを撮っても大丈夫ですか?

A2. 歯科用のレントゲンは照射範囲が局所的で、鉛エプロンを着用するため、赤ちゃんへの影響は極めて小さいとされています。 当院では、必要に応じて最小限の枚数にとどめるなど、安全に最大限配慮しています。

Q3. つわりで歯みがきができません。どうすればいいですか?

A3. 無理のない範囲で、小さいヘッドの歯ブラシやミント味の少ない歯みがき粉を試してみてください。 どうしても歯みがきがつらいときは、水や洗口液でうがいをするだけでも、お口の中を清潔に保つ効果があります。

Q4. 歯ぐきから血が出るのは妊娠のせいですか?

A4. 妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯ぐきが炎症を起こしやすくなり、出血しやすくなります。 これは「妊娠性歯肉炎」と呼ばれ、多くの方にみられる症状です。適切な歯みがきでプラークを取り除くことで、改善が期待できます。

Q5. 妊娠が分かったら歯科検診に行ったほうがいいですか?

A5. はい、妊娠が分かったら一度歯科検診を受けることをおすすめします。 妊娠初期は応急処置にとどめ、安定期に口腔内の状態をチェックし、必要な治療やクリーニングを受けることで、出産時のトラブルを予防し、赤ちゃんの口腔環境にも良い影響を与えられます。


まとめ

本記事では、妊娠中の歯の治療と口腔ケアについて解説しました。ポイントを振り返りましょう。

▶ 妊娠中はホルモンの変化や食生活、つわりによって歯のトラブルが増えやすい時期です。 特に妊娠性歯肉炎は、多くの妊婦さんが経験します。 ▶ 歯科治療は、体調が安定する妊娠中期(安定期)に行うのが一般的です。 レントゲンや麻酔、薬も安全性を十分に考慮した上で使用されるため、過度な心配は不要ですが、必ず歯科医と相談しましょう。古河市での妊娠中の歯の治療は、長浜歯科医院にお任せください。 ▶ つわり中でも、小さいヘッドの歯ブラシやにおいの少ない歯みがき粉を使う、うがいをこまめに行うなど、無理のない範囲で口腔ケアを続けることが大切です。 お母さんのお口の健康は、生まれてくる赤ちゃんの将来の虫歯予防にもつながります。

長浜歯科医院では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて最適な治療法をご提案しています。

妊娠中の歯の治療や口腔ケアについてご相談がありましたら、ぜひ当院にお越しください。

皆様のご来院を心よりお待ちしております。

長浜歯科医院
院長 長浜 光徳

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監修:長浜 光徳(日本歯周病学会認定医)

監修者
日本歯科大学生命歯学部 卒業・日本歯科大学付属病院 臨床研修医 修了・長浜歯科医院 院長継承・日本歯周病学会認定医・日本口腔インプラント学会専修医
所属:長浜歯科医院(茨城県古河市上辺見2063-10)