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- 2024-5-11
- CATEGORYむし歯予防
乳幼児期における親との食器共有について
これまでに、母親をはじめとする養育者から子どもへ、むし歯の原因菌は伝播することが明らかになっています1,2)。養育者から子どもへの伝播を生じる原因としては、家庭での生活におけるさまざまな接触が考えられ、食器やスプーンなどの共有がその一つになっている可能性は否定できません。しかし、むし歯の原因菌が子どもへ伝播することを最小限にとどめるためには、食具を共有しないことに限らず、養育者がきちんと歯科健診を受けてむし歯や歯周病のない口腔内を保ちながら子育てをおこなうことが、子どものむし歯を予防する上でも大切であると考えています。
参考文献
- da Silva Bastos VA et al., Mother-to-child transmission of Streptococcus mutans: a systematic review and meta-analysis. J Dent. 2015 Feb;43(2):181-91.
- Childers NK et al., Association Between Early Childhood Caries and Colonization with Streptococcus mutans Genotypes From Mothers. Pediatr Dent. 2017 Mar 15;39(2):130-135.
日本小児歯科学会HPから引用 古河市上辺見【予防】なら【長浜歯科医院】