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  • 2026-7-30
  • CATEGORY矯正歯科・小児矯正

MFT(口腔筋機能療法)とは?舌癖・口呼吸が歯並びに与える影響とトレーニング方法

MFT(口腔筋機能療法)とは?舌癖・口呼吸が歯並びに与える影響とトレーニング方法

「うちの子、いつも口が開いている」「矯正をしても歯並びが戻ってしまうのでは?」——そんなお悩みをお持ちの親御さんや、歯並びが気になる方からよく聞かれるのが、MFT(口腔筋機能療法)についての疑問です。

MFTとは、舌・唇・頬などお口まわりの筋肉を正しく使えるよう整えるトレーニングのこと。歯並びや噛み合わせに大きく影響する「お口の癖」を改善するために行われます。

茨城県古河市の長浜歯科医院では、矯正歯科・小児矯正に関連してMFTの重要性をお伝えしています。この記事では、MFTの基本からトレーニング方法、矯正治療との関係まで、できるだけわかりやすくご説明します。

  • ✅ MFT(口腔筋機能療法)とは何か、目的と効果がわかる
  • ✅ 舌の癖・口呼吸がなぜ歯並びに影響するかがわかる
  • ✅ MFTの具体的なトレーニング方法と矯正治療との関係がわかる

「お口の癖」が歯並びを崩している?よくある悩みと誤解

「子どもの頃に矯正したのに、大人になってから歯並びが乱れてきた」「矯正中なのに、なかなか歯が動かない」——このような経験はありませんか?実は、こうした問題の背景にお口まわりの筋肉の使い方のクセが関係していることがあります。

歯並びは、歯列にかかる「外からの力(唇・頬)」と「内からの力(舌)」のバランスで成り立っています。このバランスが崩れると、徐々に歯が動いてしまうことがあるのです。

こんな習慣・癖に心当たりはありませんか?

以下のような習慣が続くと、お口まわりの筋肉バランスが乱れ、歯並びに影響を与えることがあります。

  • ・ 口をぽかんと開けていることが多い(口呼吸)
  • ・ 舌を前歯の裏に押し当てるクセがある(舌突出癖)
  • ・ 飲み込むときに舌が前に出る
  • ・ 指しゃぶりや唇を噛む癖がある
  • ・ 食べ物をよく噛まずに丸飲みする

よくある誤解:「矯正装置さえつければ歯並びは整う」

矯正装置で歯を動かしても、筋肉の癖が残ったままでは後戻りのリスクが高まります。これはとても重要なポイントです。ブラケットやマウスピースで歯の位置を整えることと、歯をその位置に安定させることは、別の問題として考える必要があります。

MFTは、こうした「矯正後の後戻り防止」「矯正治療の効果を高める」ための取り組みとして、歯科の現場で活用されるトレーニング法です。

MFTとは何か?口腔筋機能療法の仕組みと目的を解説

MFTとは「Myofunctional Therapy(マイオファンクショナル・セラピー)」の略で、日本語では口腔筋機能療法と呼ばれます。舌・唇・頬・顎など、お口のまわりにある筋肉の「動き方」「使い方」「姿勢(安静時の位置)」を整えることを目的としたトレーニングです。

矯正治療や小児歯科の分野で注目されていますが、大人の方にも有効なアプローチです。

Point 01 MFTの対象となる筋肉
舌・唇・頬・顎の4つの部位

MFTでは、舌(とくに舌の位置と動き)・唇の閉じ方・頬の筋肉の使い方・顎の動きなどを総合的に評価し、正しいパターンに整えていきます。これらの筋肉はすべて連動しているため、一部だけを改善するのではなく、全体のバランスを見ながらトレーニングを進めます。

Point 02 舌の「正しい位置」とは?
安静時、舌先は上顎の前歯の付け根あたりが理想

ご自身の舌の位置を確認してみてください。理想的な舌の安静位は、舌先が上顎の前歯の根元付近(スポットと呼ばれる部分)に軽く触れ、舌全体が上顎に吸い付いている状態です。舌が下顎に落ちていたり、前歯に触れていたりする場合は、舌の位置に改善の余地があるかもしれません。

Point 03 なぜ筋肉の使い方が歯並びに影響するのか
継続的な力が歯列を変形させる

舌が毎回飲み込みのたびに前歯を押す力は、1回あたりは小さくても、1日に何百回・何千回と繰り返されます。長期間にわたる小さな力の積み重ねが、歯列を少しずつ変形させることがあります。矯正装置でいくら歯を動かしても、この力が改善されないと、後戻りが起きやすくなります。

MFTで改善が期待できる症状・対象となる方

MFTが有効とされる主な症状・状態

以下のような症状がある方は、MFTの対象となる可能性があります。ただし、すべての方に同じ効果が得られるわけではなく、個人差があります。まずは歯科医師による診断が必要です。

MFTの適応となりやすい症状

  • ✅ 開咬(前歯が噛み合わない)
  • ✅ 上顎前突(出っ歯)
  • ✅ 口呼吸・いびき
  • ✅ 舌突出癖・舌癖
  • ✅ 嚥下(飲み込み)の問題
  • ✅ 矯正治療後の後戻り防止

MFTだけでは対応が難しいケース

  • ⚠ 骨格的な問題が大きい場合
  • ⚠ 重度の不正咬合(矯正治療が先決)
  • ⚠ 耳鼻咽喉科的な原因がある口呼吸
  • ⚠ 本人のモチベーションが低い場合
  • ⚠ 継続的な練習が難しい環境

子どもだけでなく大人にも関係するMFT

MFTは成長期のお子さんに特に効果的とされていますが、大人の矯正治療においても後戻り防止や治療の安定化を目的として取り入れられることがあります。茨城県古河市でも、お子さまから大人の方まで幅広く関心が高まっているテーマです。

ただし、年齢や歯並びの状態、生活習慣によって適切なアプローチは異なりますので、「自分はMFTが必要か?」と思われた方は、まず歯科医師にご相談されることをおすすめします。

当院の矯正歯科・小児歯科について

お子さまのお口の成長に関わる診療内容は、診療案内ページでご確認いただけます。

矯正歯科・小児歯科の診療案内 →
お子さまの治療の診療案内 →

MFTの具体的なトレーニング方法|自宅でできる基本エクササイズ

歯科医院でのMFTの進め方

MFTは歯科医院で行う訓練と、自宅での練習の組み合わせで進めていくのが一般的です。歯科医院では、まずお口まわりの筋肉の状態・舌の位置・嚥下のパターンなどを評価します。その結果をもとに、一人ひとりに合ったトレーニングメニューが提案されます。

トレーニング内容は段階的に進められ、習得できたものから次のステップへと移行します。継続期間は症状によって異なりますが、数ヶ月から1年以上かかることもあります(個人差があります)

代表的なMFTのトレーニング例

以下はMFTで行われる代表的なトレーニングの例です。実際のメニューは担当の歯科医師・歯科衛生士の指導のもとで行ってください。

トレーニング例 ① スポットポジション
正しい舌の位置を身につける基本トレーニング

上顎の前歯の裏側の付け根付近(スポット)に舌先を当て、その位置を意識して保つ練習です。まずはこの「スポット」の位置を知ることから始まります。安静時に常に舌がこの位置にあることを目標にします。

トレーニング例 ② ポッピング
舌全体を上顎に吸い付け、弾かせる動作

舌全体を上顎に吸い付かせ、「ポン」と弾かせる動作です。舌を上顎に吸い付ける力(舌圧)を高める効果が期待できます。口を大きく開けた状態で行い、舌をしっかり上顎に貼り付けることが大切です。

トレーニング例 ③ 正しい嚥下(飲み込み)の練習
舌を前に出さずに飲み込む動作を習得する

舌突出癖がある方は、飲み込む際に舌が前歯に向かって押し出されます。正しい嚥下パターンでは、舌先をスポットに置いたまま、舌全体で食塊を喉の方へ送ります。この動作を意識的に繰り返すことで、正しい嚥下習慣の定着を目指します。

⚠ 注意事項

MFTのトレーニングは、必ず歯科医師や歯科衛生士の指導のもとで行ってください。自己判断でトレーニングを続けると、かえってお口の癖が定着してしまうことがあります。また、MFTは継続性が重要で、短期間では効果が現れにくい場合があります(個人差があります)。

MFTと矯正治療の関係性

MFTは矯正治療と並行して行うことで、より高い効果が期待できるとされています。特に、矯正装置で歯を動かしている期間中に筋肉の使い方も整えることで、歯が動きやすくなる・治療後の安定性が高まるといった相乗効果が期待できます。

矯正治療終了後も、保定期間中にMFTを継続することで、後戻りのリスク軽減につながることが期待されます。ただし、効果には個人差がありますので、担当の歯科医師とよく相談しながら進めることが大切です。

長浜歯科医院のMFT・矯正歯科へのアプローチ

  • 正しい診断を最優先に。「どの治療を行うか」よりも「正しく診断すること」を大切にしています
  • 歯科用CT・マイクロスコープなど精密機器を活用し、お口全体の状態を丁寧に評価します
  • 個室カウンセリングスペースでプライバシーに配慮しながら、治療方針をわかりやすくご説明します
  • 小児矯正・大人の矯正どちらにも対応。茨城県古河市のご家族でお口の悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください
  • 駐車場10台完備・1階診療室対応で、お子さまからご高齢の方まで通いやすい環境を整えています

院長 長浜 光徳(日本口腔インプラント学会所属・日本歯周病学会認定医)

当院では、歯並びの問題に対して矯正装置だけで解決しようとするのではなく、お口全体の筋肉のバランスや癖も含めて診断することを心がけています。MFTはその一つの手段ですが、まずは「なぜ歯並びが乱れているのか」「どんな癖があるのか」をしっかり把握することが出発点です。

体裁を繕った説明ではなく、患者さまにとって本当に必要な情報をお伝えするよう努めています。疑問に思われていることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

MFT・口腔筋機能療法に関するよくある質問

Q. MFTは何歳から始められますか?
A. 一般的には、指示を理解できる年齢(4〜5歳以上が目安とされることが多い)から取り組める場合があります。ただし、お子さまの発達状況や症状によって適切な開始時期は異なります。大人の方でも始めることは可能ですが、成長期のお子さまの方が変化が出やすいとされています。詳しくは歯科医師にご相談ください(個人差があります)。
Q. MFTはどのくらいの期間続けるものですか?
A. 症状の程度や年齢、取り組み方によって異なります。数ヶ月で改善の兆候が見られる方もいれば、矯正治療と並行して1年以上継続する方もいます。大切なのは、習得したトレーニングを日常生活の中で継続的に実践することです(個人差があります)。定期的に歯科医院で評価を受けながら進めることをおすすめします。
Q. MFTは保険診療で受けられますか?
A. MFT(口腔筋機能療法)の保険適用の有無は、実施内容や状況によって異なります。矯正治療との組み合わせや単独での実施など、詳細については歯科医院にお問い合わせいただくのが確実です。長浜歯科医院では、ご相談の内容をもとに適切な治療方法のご提案を行っています。まずはお気軽にご連絡ください。

この記事のまとめ

  • ✅ MFT(口腔筋機能療法)とは、舌・唇・頬などお口まわりの筋肉の使い方を正しく整えるトレーニング
  • ✅ 舌癖・口呼吸・誤った嚥下パターンが歯並びに影響することがある
  • ✅ 矯正治療と並行してMFTを行うことで、後戻り防止や治療安定化が期待できる(個人差あり)
  • ✅ トレーニングは継続が重要で、歯科医師・歯科衛生士の指導のもとで行うことが大切
  • ✅ 古河市・茨城県西南地域の方は、長浜歯科医院へ気軽にご相談ください

MFTや矯正のこと、まずはご相談ください

「舌の癖が気になる」「子どもの口呼吸が心配」「矯正を考えているが何から始めればいいかわからない」——そんなお悩みをお持ちの方は、長浜歯科医院へお気軽にどうぞ。古河市・茨城県西南地域の方のご来院をお待ちしています。

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お電話でのご相談:0280-31-3570

【診療時間】平日(月・火・水・金)午前 8:30〜11:30 / 午後 13:00〜16:30 【休診日】木曜・日曜・祝日 ※予約制(初診は予約時間の20分前にご来院ください)

〒306-0234 茨城県古河市上辺見2063-10 TEL: 0280-31-3570 JR古河駅より車で約9分/駐車場10台完備

監修医師プロフィール

著者写真

長浜光徳

経歴
日本歯科大学生命歯学部 卒業
日本歯科大学付属病院
臨床研修医 修了
長浜歯科医院 院長継承

資格・所属学会:所属・資格、日本歯周病学会所属、日本歯周病学会認定医、日本口腔インプラント学会所属、日本顕微鏡歯科学会所属

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。