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  • 2025-3-10
  • CATEGORYむし歯矯正歯科・小児矯正

3歳ごろから就学前までの口と歯のQ&A➀

こんにちは。
古河市上辺見の歯医者【長浜歯科医院】です。

3歳ごろから就学前までの口と歯のQ&Aで➀と➁と分けてご紹介します。

  • Q.銀歯をいれました。体に悪い影響はないですか?
    A.ほとんどありません。ただし、ごく稀に金属アレルギーがおこることがありますので、何か症状がでるようでしたらかかりつけ歯科医に相談して下さい。最近のプラスチック製の歯と同じ色の材料は強度も改善され、むし歯の部分だけ削り、審美性だけでなく接着力もよいので、とくに小児では多く使われるようになりました。


  • Q.乳歯の神経をとって、永久歯に影響はありませんか?
    A.乳歯と永久歯は、神経を含めて別の歯です。乳歯の神経をとっても永久歯の神経には影響はありません。しかし、乳歯、永久歯にかかわらず神経をとるのはできるだけさけたいものです。


  • Q.乳歯に銀歯をかぶせて、永久歯への生えかわりは大丈夫ですか?
    A.銀歯は、ただ上にかぶせているだけで、乳歯が生えかわる時に一緒に取れますので心配はいりません。 ただし、大きなむし歯で神経を抜いてかぶせた場合、乳歯がうまく吸収されず、乳歯が抜ける前に、永久歯が横から生えてくることがあります。この場合は乳歯を抜いてもらいましょう。


  • Q.むし歯で歯を抜きました。入れ歯が入っています。大人の歯は、ちゃんと生えてきますか?
    A.子どもの入れ歯を入れても、子どもの口の中は成長により変化しています。定期的にみてもらって入れ歯の調整やむし歯予防のため、小児歯科専門医またはかかりつけの歯科医にしっかり管理をしてもらうことが必要です。一般的には義歯の下から永久歯はきちんとはえてきます。



  • Q.むし歯になりましたが、銀歯をいれたくありません。なにか他のもので治療してもらいたいのですが。
    A.レジンといって、歯と同じような色のプラスチックのつめものがあります。しかし、それぞれ適応症があり、あまり大きな穴の所に白いつめものをすると、かむ力によっては、かけたりすることもあります。レジンで対応出来ない大きなむし歯や神経処置後には乳歯冠という既成の冠がどうしても必要になることもあります。かかりつけの歯医者さんにそのことを相談してみましょう。




  • Q.歯が溶けていて、むし歯ではないのに治療が必要だと言われました。どうしてですか?
    A.酸蝕症です。このお子さんは一日にみかんを4~5個食べていました。さらに飲み物は炭酸飲料でした。リンゴもそうですが、酸味のある果物などを頻繁に大量に摂取し、そこに歯ぎしりがくわわると歯は削れていきます。削れた歯の真ん中にピンクの点が見えますが、これが神経です。しみて痛みが出ていると、むし歯ではなくても神経の治療が必要になります。酸性食品の摂りかたに注意することとその後は水でよくうがいをして口の中の酸性状態を改善しておきましょう。


歯ならび・癖

  • Q.指しゃぶりをします。どうすればよいですか?
    A.全体として指しゃぶりについては3歳頃までは、特に禁止する必要がないものであることを保護者に話すようにすることが大切です。それと同時に保護者は子どもの生活のリズムを整え、外遊びや運動をさせてエネルギーを十分に発散させたり、手や口を使う機会を増やすようにします。スキンシップを図るために、例えば寝つくまでの間、子どもの手を握ったり、絵本を読んであげたりして、子どもを安心させるようにします。4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続く場合は小児科医、小児歯科医および臨床心理士の連携による積極的対応が必要です。



  • Q.うちの子は3歳です。歯がすきっ歯です。治りませんか?
    A.普通、この年代では歯と歯の間にすき間がある(発育空隙という)ことが正常です。乳歯より大きい永久歯が生えてくことを考えると、すき間のあるほうが都合がいいのです。このすき間は、永久歯が生えかわる時、利用され閉鎖していきます。ときどきあごに対して歯のサイズが小さいためにすき間が生じることもあります。その際は永久歯列になってからの処置によって治すことができます。



  • Q.かみ合わせが反対です。いつから歯医者にかかったらいいですか?
    A.反対のかみ合わせは永久歯交換期に自然に治ることもありますが、遺伝的要因があると自然には治りにくいです。あごの大きさの問題なのか、歯の傾きが原因なのか4~5歳ごろになると精密な検査ができ、治療することも可能です。それ以前でも定期的に小児歯科専門医を受診し、診査してもらうことが大切です。



  • Q.顎が曲がっている、交叉咬合と言われました。どうしたらいいでしょうか?
    A.片方のかみ合わせだけ、反対になっています。これにより、顎の発達が左右均等にいかなくなることもあり、早めの治療をおすすめしています。ただ幼少期は、うつぶせで寝る、いつも同じ方向を向いて寝て顎を枕に押し付けているなどの癖で起こる場合もあり、それを改善することで治る場合もあります。小児歯科の専門医を受診してください。


  • Q.子どもが寝ている間によく歯ぎしりをするのですが、大丈夫でしょうか?
    A.子どもの歯ぎしりのほとんどは一時的なもので、子どもの気持ちが満たされないストレスとしておきていることがあります。また、かみ合せの調整としてみられる歯ぎしりもあります。年齢とともになくなっていくことが多いです。そのまま様子をみてもいてよいと思いますが、歯並びに問題があったり、歯が過度にすり減ったり、あごを痛がったりするようであれば、小児歯科専門医に相談してください。

日本小児歯科学会https://www.jspd.or.jp/question/until_school/

古河市上辺見【歯周病】なら長浜歯科医院