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- 2024-12-10
- CATEGORY矯正歯科・小児矯正
【古河市の矯正歯科】子どもの矯正「ムーシールド」の適応年齢と上手く使うポイント
こんにちは。
古河市上辺見の歯医者【長浜歯科医院】です。
お子さんの受け口が気になっていて、「ムーシールド」を使った治療をお考えの保護者の方もいらっしゃることでしょう。
筋機能矯正装置「ムーシールド」は、就寝するときに専用のマウスピースを装着し、お口まわりの筋機能が正常な状態になるよう促して、受け口(反対咬合)を改善する治療方法です。
今回は、筋機能矯正装置「ムーシールド」の適応年齢と上手く使うポイントについてご紹介します。
ムーシールドは幼児期の治療がおすすめ
ムーシールドは、主に3~10歳前後のお子さまが対象です。
特に小学生になると身体が大きく成長し、顎の骨も10歳ごろまでにはほぼ完成に近づきます。
そのため、ムーシールドの治療効果を最も得られやすいのは、骨や筋肉が柔軟な3~5歳の幼児期であると言えます。
しかし、3歳といえばイヤイヤ期の真っ最中で、ムーシールドを上手に使うのが難しいこともあります。
そこで、幼児期にムーシールドを効果的に使うためのポイントについても見ていきましょう。
幼児期に上手くムーシールドを使うポイント
ムーシールドの装着は、一つずつステップアップして練習してゆくと良いでしょう。
ステップ1.お口にムーシールドを入れられるようにする
ステップ2.10秒や20秒など、お口に入れておけるようにする
ステップ3.1分や5分など、お口に入れておける時間を延ばしていく
ステップ4.ムーシールドを入れたまま舌を上にあげられるようになる
ステップ5.夜間や就寝時に装着することに慣れる
お子さんのモチベーションを上げるために、一つ出来たら、その都度たくさん褒めてあげましょう。
また、お子さんが大好きなキャラクターを話題に出して、「カッコイイお口になるよ!」と気分をのせてあげるのもよいでしょう。
お子さんがムーシールドの装着を嫌がる日もあるかもしれません。
そんなときは、「今日はお休みして、また明日からがんばろうね」と優しく声をかけてあげてください。
また、装着に慣れてきても、最初の1ヶ月くらいは寝ている間に口から外れてしまうこともあります。
これはよくあることで、多くの場合、徐々にしっかり装着できるようになるものです。
焦らず、お子さんのペースに合わせてゆっくり練習していきましょう。
受け口の治療「ムーシールド」のことなら長浜歯科医院へ
厚生労働省の調査によると、12~20歳で「受け口」の割合は2.4%であることが判明しています。
参照:厚生労働省e-ヘルスネット「不正咬合の種類と実態」日本人の不正咬合の割合より >
筋機能矯正装置「ムーシールド」は、口や舌を正しい位置に保つことで、顎の骨や筋肉のバランスを整える治療法です。
早ければ3ヶ月ほどで効果を実感できるでしょう。
お子さんの受け口が気になったら長浜歯科医院にご相談ください。
当院は、建物1階と医院横に10台分の駐車場を完備していますので、お車で通いやすい歯医者です。
※筋機能矯正装置(ムーシールド)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。