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- 2024-7-24
- CATEGORY矯正歯科・小児矯正
【矯正歯科】ワイヤー矯正はなぜ通院が必要?歯が動く仕組みとの関係
こんにちは。
古河市上辺見の歯医者【長浜歯科医院】です。
歯の矯正といえば、「ワイヤー矯正」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
ワイヤー矯正は、1920年ごろに米国で開発されて以来、基本的なコンセプトは変わっていません。
装置のブラケットやワイヤーは、さまざまな種類がありますが、長い歴史の中で改良が加えられ、治療効果について信頼性の高い矯正装置です。
ワイヤー矯正は月に1回の通院が必要です。
「なぜ通院が必要なの?」「月に何回も通ったら早く歯がきれいになるのでは?」と考える方がいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、「ワイヤー矯正で月1回の通院が必要な理由」と「歯が動く仕組み」について解説します。
ワイヤー矯正はなぜ通院が必要?
ワイヤー矯正は、ワイヤーの元に戻ろうとしたり、しなったりする性質をうまく利用して歯を動かすため、プロによる細かな診断と調整が大切です。
歯科医師が現在の歯並びの状態を確認し、歯の動きに合わせてワイヤーの太さや種類を替える必要があるため、月に1回調整しながら理想の歯並びに近づけます。
歯はなぜ動く?その仕組みとは
歯根と歯を支える歯槽骨の間には、「歯根膜」があります。
歯根膜は、歯に力が加わったときのクッションの役割を果たし、矯正治療においても重要な組織です。
矯正のために歯に力が加わると、歯を動かした方の歯根膜はぎゅっと縮み、反対側の歯根膜は伸びます。
歯根膜は元の厚さに戻そうとする働きがあるため、縮んだ歯根膜の横では骨を溶かす「破骨細胞」が活発になり、一方で、伸びた方にある歯根膜では、骨を作る「骨芽細胞」が活発になります。
この仕組みによって、歯根膜の厚みが一定に保たれ、くり返すことで少しずつ歯が動いていくのです。
このように歯に力をかけて骨が作られるのを待つため、月に何回も通うことはできません。
歯のダメージを避けるためにも1ヶ月に動かせるのは0.5mm〜1mmが限界といわれていますので、月1回矯正歯科に通って調整をしましょう。
矯正のプロによる治療が可能!歯並びの相談は当院まで
古河市の歯医者【長浜歯科医院】では、歯並びのプロである矯正担当医が在籍し、月1回、土曜日に診療をしています。
矯正の治療日は、当院のトップページにある「お知らせ」にてご確認いただけます。
土曜も16時半まで診療していますので、平日はお仕事などで来院が難しい方も来院が可能です(2023年12月現在)。
当院のワイヤー矯正は、透明のブラケットと白色のワイヤーを使用しているので目立ちにくく、矯正デビューにもおすすめです。
歯並びが気になる方は、当院までお気軽にご相談ください。