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  • 2026-2-15
  • CATEGORYナガハマキッズメンバー

乳歯の怪我は放置NG?将来の永久歯を守るためにできること

乳歯をぶつけた、子どもが転んで歯が折れた

1.転倒直後、まず確認すべきこと

パニックを鎮め、まずは以下のステップで状況を把握しましょう。

ステップ①:意識や全身状態を確認

お口のことよりも先に、頭を強く打っていないかを確認してください。

  • 意識ははっきりしているか?
  • 吐き気や嘔吐はないか?
  • 激しく泣いた後、急にぐったりして眠り込んでいないか? これらに該当する場合は、歯科ではなく先に小児科や脳神経外科を受診する必要があります。

ステップ②:出血部位を特定する

お口の中は唾液と混ざるため、少量でも出血が多く見えます。

  • 止血: 清潔なガーゼやティッシュを患部に当て、数分間軽く押さえてください。
  • 確認: 唇が切れているのか、歯ぐきから出ているのか、歯そのものが折れているのかを確認します。

2. 症状別・歯科受診までの応急処置

歯の状態によって、その後の「歯の寿命」が大きく変わります。

A. 歯が抜けてしまった(脱落)

最も緊急性が高い状態です。すぐに歯科へ行くのが理想です。

B. 歯が折れた(破折)

  • 折れた破片を探す: 破片があれば、歯科用レジンで接着できる場合があります。
  • 神経が見えている場合: 歯の断面が赤くなっている場合は神経が露出しています。激痛を伴うため、早急な処置が必要です。

C. 歯がぐらついている、位置がズレた(不完全脱臼)

  • 触らない: 気になって指や舌で触ると、さらに悪化します。
  • 無理に戻さない: 無理に押し込むと、後続の永久歯の芽(歯胚)を傷つける恐れがあります。

3. 歯科医院で行われる検査と治療

歯科医院では、目に見える部分だけでなく、レントゲンを用いて「目に見えない部分」を診察します。

レンゲン検査の目的

  • 歯の根っこ(歯根)が折れていないか: 歯冠(頭の部分)が無事でも、根っこが折れていることがあります。
  • 永久歯への影響: 乳歯を打った場合、そのすぐ下に待機している永久歯に接触していないかを確認します。
  • 異物の混入: 唇の中に歯の破片が埋まっていないかを確認することもあります。

主な治療内容

  1. 固定: ぐらついている場合、隣の歯とワイヤーや樹脂で連結して固定します(通常2〜4週間程度)。
  2. 神経の処置: 神経まで達する破折の場合、神経の一部を取り除いたり、保護する薬剤を詰めたりします。
  3. 修復: 欠けた部分をプラスチック(コンポジットレジン)で形を整えます。

4. 乳歯の怪我が永久歯に与える影響

「乳歯はどうせ生え変わるから大丈夫」というのは大きな誤解です。

  • 変色: 永久歯のエナメル質がうまく形成されず、一部が白濁したり茶色くなったりすることがあります(エナメル質形成不全)。
  • 萌出遅延・位置異常: 永久歯が出てくる方向が変わってしまったり、出てくるのが遅れたりすることがあります。
  • 逆生歯: 衝撃で永久歯の種がひっくり返ってしまう稀なケースもあります。

そのため、乳歯の怪我は**「永久歯が生え揃うまで」**の長期的な経過観察が必要なのです。


5. 受診後のホームケアと注意点

歯医者から帰宅した後、数日間は以下のことに気をつけてください。

食事の工夫

  • 安静: 固定している歯を使わないよう、前歯で噛み切る動作は避けてください。
  • 柔らかい食事: うどん、豆腐、ゼリー、おかゆなど、噛まずに飲み込める、または軽く噛める程度のものを与えてください。
  • 刺激物を避ける: 熱すぎるもの、冷たすぎるものは傷口や神経に障ります。

清潔を保つ

  • ブラッシング: 怪我をした部位は痛がりますが、汚れが溜まると細菌感染を起こします。周囲の歯はしっかり磨き、患部は柔らかいブラシで優しく撫でるか、うがい薬を活用してください。

変化を見逃さない(要再受診のサイン)

数日〜数週間経ってから以下の症状が出たら、すぐに再受診してください。

  • 歯の色が変わってきた: 黒ずんできた場合は神経が死んでいるサインです。
  • 歯ぐきが腫れてきた: 根っこの先に膿が溜まっている可能性があります。
  • フィステル(おでき): 歯ぐきにぷっくりとしたおできのようなものができたら、感染の兆候です。

6. スポーツをするお子さんへの予防策

もしお子さんが頻繁に転んだり、接触の多いスポーツ(サッカー、空手など)をしていたりする場合は、「マウスガード」の製作を検討してください。 歯科医院で作るオーダーメイドのマウスガードは、市販品よりも適合が良いです。


皆さまへのメッセージ

お子さんがお口をぶつけた時、一番の薬は「親御さんの冷静な対応」です。

  1. まずは止血し、容体を確認
  2. 出血部位確認
  3. すぐに歯科医院へ電話

一度の受診で終わりではなく、数ヶ月〜数年単位で「永久歯が無事に生えてくるか」を見守っていくことが大切です。かかりつけの歯医者さんと連携して、お子さんの大切な歯を守っていきましょう。

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どんな些細なことでも構いません。お口のお悩みは、古河市上辺見の長浜歯科医院にご相談ください。
私たちと一緒に、健康で美しい歯を守っていきましょう。

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