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- 2025-10-9
- CATEGORY歯周病
歯ぐきの腫れ・出血にご用心!歯周病と口のトラブル
歯ぐきの異変:それは歯周病かもしれません
◆歯ぐきが腫れた・血が出る
口の中が不潔な状態のまま経過すると歯の表面に細菌が付着し、歯ぐきが炎症を起こします。炎症が強くなってくるとだんだん歯ぐきから出血するようになります。 炎症や出血が続くと今度は歯ぐきが腫れたり歯ぐきから膿が出るようになります。 このような場合は歯周病が疑われます。 ブラッシングやうがいなどで口のなかの清潔を保っても症状が続くようでしたら受診されることをお勧めします。 まれに腫瘍や血液の病気などによって腫れたり出血する場合もありますので、やはり受診されることをお勧めします。
歯肉炎
歯肉炎は歯肉(歯ぐき)に炎症(赤く腫れる)がある状態です。
歯と歯の間や歯と歯肉のすき間にたまった歯垢や歯石が原因で歯肉炎は起こります。
歯周炎
歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が炎症によって破壊される病気です。
歯肉炎を放置しておくと歯垢や歯石がどんどんくっついてしまいます。特に歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)に歯石がたまり、どんどん歯周ポケットが深くなり、そこに歯垢や歯石がたまり、膿も出るようになります。
歯周炎では歯肉の炎症が歯肉炎よりも進行して、歯槽骨の溶け出しが始まります。歯槽骨が溶けると歯がグラグラになってしまい、最終的には歯を失う危険性があります。歯周病はかなり進行しないと症状が出てきません。初めのうちは歯ぐきのみにとどまっていますが、次第に進行し歯を支える骨にまで進むと手術が必要になることもあります。
予防:歯みがき(ブラッシング)によるプラークコントロール(歯垢抑制)、定期健診による歯石、歯垢のクリーニングが基本です。
膿瘍(のうよう)
感染(歯が原因のことが大部分である)し炎症を起こした場合、病巣部に膿汁(白血球や感染菌の残骸、組織の破壊・壊死物質、滲出液の混ざったもの)が作られ、それが組織内の一部に限局し貯留したものをいいます。できた場所により歯槽膿瘍、頬部膿瘍、顎下膿瘍、口底膿瘍などと呼ばれます。
歯根膜炎(しこんまくえん)
歯の根の部分(歯根)をとり囲む歯根膜に炎症が生じたものです。原因としては
(1)う蝕により細菌が根管(歯の神経や血管がある部分)に感染し、歯根の先より歯根膜に感染をきたし炎症を生じる場合。
(2)歯に過大な力が働き(外傷、咬み合わせの異常により)歯根膜に炎症を生じる場合。
(3)歯周病により歯根膜に炎症をきたす場合。
などがあります。
いずれも歯に接触痛を生じます。
歯周病(ししゅうびょう)
初期においては痛みもなく自覚できません。ほっておくと静かに進行する病気です。 一見何でもないようでも、歯をみがくなど、ちょっとした刺激で容易に出血があることがよくあります。病気が進行すると歯ぐきからの出血に膿が混じってくるようになり、口臭もひどくなってきます。
歯周病(歯槽膿漏)は大きく分けて、歯肉炎と歯周炎にわけられます。
歯周病の治療と予防はセルフケアとクリーニングが大切

当院は歯周治療を主軸としております。
歯周病の治療と予防には、毎日の歯磨きにくわえて、歯科医院での定期検診やクリーニングが大切です。
担当の歯科衛生士が患者様お一人おひとりの口腔内を守ります。
歯周病は歯ぐきや周りの組織が歯周病菌に感染して炎症を起こす病気で、40歳を過ぎると発症する割合が高くなります。
最初は歯ぐきの炎症程度ですが、進行すると歯を支える骨が溶けて歯を失う原因にもなるため、早期発見と治療がポイントです。
手遅れにならないよう、歯周病の自覚症状がなくても注意しましょう。
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どんな些細なことでも構いません。お口のお悩みは、古河市上辺見の長浜歯科医院にご相談ください。
私たちと一緒に、健康で美しい歯を守っていきましょう。