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- 2025-10-23
- CATEGORY根管治療
根の中に折れた金属が!抜歯を避けるための再治療と外科的処置の選択肢
Q1, 根の中に土台が入っていて治療が出来ないと言われました。歯肉を切って 根の先の手術をすると言われましたが、どのようにするのでしょうか?
A1, 歯の中にしっかりとした土台が入っている場合、 再治療のために土台を除去しようとすると根にヒビが入ったり、折れたりすることがあります。 歯を長持ちさせるためのメリットがあると考えられる場合に、 通常の歯の頭の方からではなく、逆に根の先(根尖)の方から治療する手術法があります。 歯根尖切除法と呼ばれています。歯肉を切開して根の先から感染した部分を取り除きます。
Q2, 根の先が溶けていて、根の中からの治療では治らないので、歯肉を切って 根の先の手術をすると言われましたが、どのようにするのでしょうか?
A2, 根の先が病気により溶けることがあります。その場合、 根の中を歯の頭の方から治療する根管治療では、 溶けた根の先の周辺の感染した部分を取り切れないことがあります。 歯を長持ちさせるためのメリットがあると考えられる場合に、 通常の歯の頭の方からではなく、逆に根の先(根尖)の方から治療する手術法(歯根尖切除法)が あります。歯肉を切開して根の先から感染した部分を取り除きます。
Q3, 根の中に金属が入っていると言われたのですが?
A3, 根の中の根管は曲がっていたり、枝分かれしていたりするため、 治療用の器具が途中で折れて根管の中に残ることがあります。 研究報告では、数%の確率で生じるとされています。 根管治療に使用する器具は通常、ステンレス製かニッケルチタン製であり、 根管の中に残っても溶けたり腐蝕したりすることはなくほとんど変化しないと考えられます。 したがって、根の中に金属が入っていること自体がからだに影響をおよぼすことはほとんどありません。 一方、根管治療が成功するかしないかは、細菌などの感染物質が根管にどの程度存在し、 それがからだにどれくらい影響するかにより決まります。 これまでの報告では根管の中の金属の存在の有無は治療成績に影響しないとされています。 治療においては、金属を除去できる場合は除去を試みます。 しかし、除去することによって根を傷めてしまう恐れがある場合はあえて除去せずに 根管治療を完了する場合もあります。主治医とよく相談して下さい。
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