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- 2025-3-31
- CATEGORY予防
かぶせた歯が再び虫歯にならないために
かぶせた歯が、再び虫歯にならないために
「以前、かぶせた歯が、また虫歯になった。」
「かぶせ物が外れた。中が虫歯になっていた。」
こんな経験をされた方は、いらっしゃいませんか。
歯にかぶせる治療、すなわちクラウンやブリッジの治療が終わったのに、数年後に虫歯(う蝕)になることがあります。この病気を、二次う蝕といいます。
治療後も、しっかり歯を磨きましょう!

二次う蝕の進行
- 1. クラウンの周囲にプラーク(歯垢)が溜まります。
- 2. 歯ぐき(歯肉)が腫れてきます。
- 3. あらたに虫歯ができて、クラウンの周りの歯が黒くなります。
- 4. さらに進むと、クラウンが動き出したり外れたりします。
図1
虫歯は、虫歯菌の数、唾液の量や質、加齢、食物の嗜好、生活習慣などいくつかの要因が組み合わさった環境で生じます。かぶせた歯もその環境のなかにあるので、術後管理を行わなければ再び虫歯になります。
二次う蝕の予防に取り組むため、家庭では毎日ホームケア、診療室でプロフェッショナルケアを定期的に受けましょう。唾液を用いて、虫歯になりやすい人か、そうでない人か調べる検査もありますよ。

家庭で、毎食後、口のなかの汚れを綺麗に取り除いてください。
お口をクリーニングして歯を健康に保ちましょう。気分もすっきりしますよ。
お手入れ用品(図2)として、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシ(図3)やデンタルフロスも使いこなしましょう。ポンティック(歯がない部分の人工歯)にはスーパーフロスが有効です(図4)。
歯科医院で、上手な使い方を教わってください。
図2
図3
図4

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)のことで、クラウンと歯肉の境目など、ホームケアだけでは清掃しにくい箇所を、歯科医師や歯科衛生士が軟らかいシリコーンゴムやブラシで清掃します。
フッ素入りペーストやジェルを使用することで、歯の再石灰化を促進し、虫歯菌に強い歯質が期待できます。
図5
図6
長浜歯科医院でも、定期的なメインテナンスや唾液検査で唾液に虫歯菌などどれくらいいるか調べる検査も行っています!
ご興味ある方はスタッフへいつでもお声かけください!
日本補綴歯科学会引用https://hotetsu.com/p4_03.html
古河市上辺見【歯周病】なら【長浜歯科医院】