blogブログ
- 2023-11-27
- CATEGORY矯正歯科・小児矯正
【矯正歯科】矯正にかかる期間ってどれくらい?歯が動くスピードやしくみについて解説
こんにちは。
古河市上辺見の歯医者【長浜歯科医院】です。
歯科矯正をご検討中の方の中には「矯正に必要な期間がわからず迷っている」方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は、矯正治療にかかる一般的な期間と、歯が動くスピードやしくみについてご紹介します。
歯科矯正がおわるまでの平均的な期間は?
おおよそ半年~3年ほどかかります。
装着する矯正装置の種類や、治療の範囲、歯の状態、年齢等により大きく変わります。
矯正治療後、きれいに並んだ歯には、元の位置へ戻ろうとする力が働くため、ワイヤー治療後の歯並びを維持するために大切なのが「保定期間」です。
保定期間も長く感じるかもしれませんが、がんばってきた結果を維持するために、リテーナーはきちんと装着するようにしましょう。
矯正治療期間が長い理由は、歯が時間をかけて少しずつ動くから
歯が動くしくみには、歯根の周りにある歯根膜(しこんまく)という組織の性質と、歯根膜の外側にある歯槽骨(しそうこつ)という骨が関係しています。
歯根膜は均等な厚みで歯根を包むように存在していて、歯が動くことで歯根膜の厚みに差が出ると厚みを均等に戻そうとする力が働きます。
矯正装置の歯を動かす力によって薄く縮まった歯根膜が元の厚みに戻れるよう、骨を溶かす破骨細胞(はこつさいぼう)が骨を吸収してスペースを作ります。
反対に、歯根膜が厚く繊維が伸びている状態の部分では歯根膜を縮めようと骨芽細胞(こつがさいぼう)が歯根膜の周りの骨を増やしていきます。
このように、矯正装置が歯を動かそうとする力、その力による細胞の働きで少しずつ歯の周りの組織を整えながら歯を移動させるため、矯正治療には長い期間を要するのです。
矯正とセットで考えてほしいむし歯・歯周病予防のための定期チェック
矯正治療は、早く終わらせたいからと言って急げるものではありません。
長い期間、矯正装置を装着することになるため、口元の見た目が気になる方も少なくないと思いますが、長浜歯科医院
では、目立ちにくい色のワイヤー矯正装置のご用意もございます。
また、矯正装置をつけていると歯ブラシが届きにくいため、むし歯や歯周病になりやすい環境になってしまいます。
定期的に、歯科でクリーニングやチェックを受けるようにしましょう。
当院には、小児歯科もございますので、お子さんの矯正治療とむし歯治療をワンストップで行うことができます。
ご心配な点やご不明点などございましたら、古河市上辺見の歯医者【長浜歯科医院】へお気軽にご相談ください。