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  • 2024-5-8
  • CATEGORYマタニティむし歯予防

【妊娠すると、歯や口が病気になりやすくなるの?】

妊娠してから、歯磨き中に歯茎からよく血が出るようになりました。 妊娠・出産経験のある友達からも「私も歯茎が腫れたし虫歯も出来ちゃったよ」と聞き気になっています。子供のころから歯が丈夫で、虫歯になった経験もほとんどないのですが、そんな私でも妊娠をきっかけに虫歯や歯周炎になりやすくなったりするのでしょうか?

妊娠すると全身状態や生活習慣が変わることで、虫歯や歯周病になりやすいです

妊娠すると赤ちゃんを胎内で発育させるために、全身状態がさまざまに変わります。口の中もその影響を受けています

女性ホルモンの分泌量の増加・・・口腔内で歯周病の原因菌が増えやすくなります⇒歯周病になりやすい
免疫力の低下       ・・・歯肉が出血や炎症を起こしやすくなる⇒歯肉炎や歯周炎になりやすい

①ホルモンバランスの変動:妊娠によって女性ホルモンの分泌量が急増すると、その影響をうけて 口腔内で歯周病原菌が増加しやすくなり歯垢の中の歯周病原菌の割合がたかくなるため妊娠前よりも歯周病を発症しやするなります。
②免疫力の低下:妊娠すると、血管の透過性が亢進して歯肉が炎症や出血を起こしやすくなり、妊娠性歯肉炎を発症することがあります。また胎児を異物として見なさないよう、母体の免疫反応が一時的に低下することで細菌に対する抵抗力が弱まり歯肉炎から歯周炎への悪化を招くこともあります。
③唾液に質の変化:妊娠すると唾液の粘り気が高まり、口腔内の自浄作用が低下して歯垢の増加につながります。そのため「今までと同じ歯磨きしているのに血が出る」「口の中がねばつく」「歯垢が溜まりやすくなった」といった訴えがよく聞かれます。

安定期(妊娠中期)に入って体調が落ち着いてから、お住いの地域の「妊婦検診」を受けてみてください。またはかかりつけ歯科医院で歯石除去してもらったり口腔ケア指導を受けて妊娠期のプラークコントロールのコツを教わったりしてもよいでしょう
歯磨きがつらいときにはうがいをするなど、出来る範囲で気を付けていればそれほど深刻な状況にはなりません

プレママと赤ちゃんの歯と口の健康Q&A P8~9   医学情報社  引用 参照

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