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  • 2026-2-20
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お口ぽかーん。口唇閉鎖力測定器『りっぷるくん』が拓く予防歯科の新時代

お口ぽかーんはあかーん

近年、歯科医院の待合室や健診の現場で「お口ぽかーん」という言葉を耳にすることが増えました。これは単なる癖ではなく、医学的には「口唇閉鎖不全症(こうしんへいさふぜんしょう)」と呼ばれる状態です。

かつて、歯並びや呼吸の質は「遺伝」や「成長」という、いわば仕方のないものとして片付けられがちでした。しかし現代の歯科医療は、これらを未然に防ぐ、あるいは早期に改善する「予防」のフェーズへと大きく舵を切っています。その羅針盤となるのが、口唇閉鎖力を客観的に数値化する測定器『りっぷるくん』です。


「おくちぽかーん」が引き起こすドミノ倒し

口が常に開いている状態は、見た目の問題だけに留まりません。口唇閉鎖不全は、口腔内および全身の健康を損なう「負の連鎖」の起点となります。

  • 口呼吸の常態化: 鼻呼吸という天然のフィルターを通さず、細菌やウイルスが直接体内に侵入しやすくなります。
  • 口腔乾燥(ドライマウス): 唾液の自浄作用が失われ、虫歯や歯周病、口臭のリスクが激増します。
  • 歯並び(不正咬合)への悪影響: 歯は「舌の押し出す力」と「唇の抑える力」のバランス(バランシング・ゾーン)に並びます。唇の力が弱いと、出っ歯(上顎前突)などの原因となります。
  • 表情筋の衰え: 幼少期からの口唇閉鎖不全は、顔貌の発育(アデノイド顔貌など)にも影響を及ぼすとされています。

これらを防ぐには、まず「自分の唇の力が今、どの程度なのか」を正しく知る必要があります。


従来の測定が抱えていた「曖昧さ」の壁

口唇閉鎖力の重要性は以前から指摘されていましたが、その測定には大きな課題がありました。従来の簡易的な方法や旧来の測定器では、「数値の再現性」が乏しかったのです。

特に問題となっていたのが以下の2点です。

① 引っ張る方向の不一致

口唇の力は、水平に引っ張るのか、斜め上に引っ張るのかによって、かかる負荷が変わってしまいます。術者の手の高さや角度が数ミリずれるだけで、測定値が大きく変動してしまい、「前回より数値が上がったのか、それとも測り方が違っただけなのか」が判別しにくいという欠点がありました。

② 測定開始位置のバラつき

測定を始める際、どの程度の「遊び(余裕)」を持たせてから計測をスタートするか。この初期位置が一定でないと、筋肉が発揮できる最大筋力を正確にキャッチすることが困難でした。


『りっぷるくん』がもたらした技術革新

これらの課題を解決し、歯科臨床における「標準化」をもたらしたのが『りっぷるくん』です。このデバイスの最大の特徴は、徹底的に「測定のブレ」を排除した設計にあります。

■ 方向の一定化とガイド機能

『りっぷるくん』は、専用のりっぷるボタンを用い、一定の方向へ負荷がかかるよう設計されています。術者の主観や癖が入り込みにくい構造のため、新人スタッフが測定しても、ベテラン歯科医師が測定しても、極めて高い再現性を確保できます。

■ 測定開始位置の適正化

「引っ張る方向の不一致」と「測定開始位置」のバラつきを最小限に抑える内部メカニズムにより、患者が唇を閉じるために発揮する「純粋な力」をダイレクトに抽出します。これにより、微細な筋力の変化を追跡することが可能になりました。

■ 数値化による「モチベーション」の創出

「唇の力が弱いですね」と言われるのと、「同年代の平均は $12N$ ですが、あなたは $8N$ です」と言われるのでは、患者(あるいは保護者)の受け止め方は全く異なります。

数値は嘘をつきません。目標値が明確になることで、MFT(口腔筋機能療法)への取り組み意欲が劇的に向上します。


次の一歩として

「おくちぽかーん」を、単なる可愛い癖として見過ごす時代は終わりました。それは全身疾患への入り口であり、同時に、早期発見・早期介入によって改善可能な「未病」の状態です。
「かかりつけ医」に相談してみましょう。

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どんな些細なことでも構いません。お口のお悩みは、古河市上辺見の長浜歯科医院にご相談ください。
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