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  • 2024-10-21
  • CATEGORY予防

ドライマウスの対処

くちびるの荒れとドライマウス

これから空気が乾燥する冬は、お肌やくちびるにとっても大敵な季節です。

けれども、くちびるが荒れる原因はそれだけではなく、ドライマウスが関連していることもあります。

ドライマウスの一般的な症状としては、舌が乾燥でビビ割れる、口の粘膜が乾燥してカラカラになる、口の中がねばねばするなどが主な症状ですが、くちびるの乾燥も症状の一つとして現れます。くちびるの乾燥がひどくなると、カンジダ菌が増殖したり、口唇炎や口角炎などを引き起こすこともあります。

くちびる自体には、汗腺や脂腺もないために、もともと水分を保湿する力が弱く、くちびるのうるおいは唾液腺の働きによって保たれています。

くちびるの乾燥を防ぐためには、リップクリームなどによる上からの保湿だけでなく、口の中を十分に潤すことも大切です。唾液腺マッサージや口腔ケア体操などで、唾液の分泌を活発にしてお口の乾燥が改善されれば、くちびるの乾燥も改善されていきます。

ドライマウス〈1〉原因と症状

通常、唾液は1日に1000~1500ml分泌されますが、加齢と共に分泌量は減っていきます。

慢性的に唾液が不足すると、食べ物が飲み込みにくくなったり、舌に痛みを感じるようになったりする「 ドライマウス(口腔乾燥症)」になることもあります。

最近、年齢を問わずにドライマウスの症状を持つ人が増えていて、日本に推定800万人いるとも言われています。

●原因
加齢による唾液腺の機能の低下/口呼吸/精神的な緊張やストレス/やわらかい食べ物を食べることが多い/ 薬の副作用/糖尿病や腎臓病など病気によるもの/シェーグレン症候群という 自己免疫疾患、などがあります。

●おもな症状
飲み込みにくい/舌が痛い/口の中がネバネバする/入れ歯がはずれやすい/味覚障害/歯周病や虫歯の 悪化など、さまざまな症状を引き起こし、口の中の違和感や不快感がつねにあります。

ドライマウス〈2〉乾燥度チェック

お口の中の乾燥度チェック 次の項目で3つ以上当てはまる場合は、ドライマウスの可能性がありますので、 歯科医師などに相談してみましょう。

口の中が乾いて、カラカラする。口の中がネバネバしていて話しにくい。

クラッカーなど、乾いた食べ物を飲み込みにくい。

舌がひび割れたり、口の中に痛みがある。夜中に起きて水を飲む。

味がよくわからない。口臭が気になる。

虫歯が増えた、入れ歯を調整しても合わない。

口の中が乾燥するときには、お茶や薄めのレモン水でうがいをするのもよい方法です。

ほかに、人工唾液や唾液分泌促進剤などもあります。

寝たきりの高齢者では、介助者がしっかり口腔ケアを行うことで、唾液の分泌が増えることもあります。

ドライマウス(口腔乾燥症)

最近、「口が渇いてしかたがない」と、慢性的な口の渇きを訴える【口腔乾燥症(ドライマウス) 】が、中高年の人々に増えています。

唾液が少なくなると、「しゃべりづらい」「食べ物が飲み込みにくい」「味覚がわからない」と いった症状が現れ、口臭や歯槽膿漏、虫歯などの病気に もかかりやすくなります。

■原因
加齢に伴うもの、薬剤によるもの、糖尿病やシェーグレン症候群などの疾患、ストレスなどが知られています。  

■治療と対症療法
原因を取り除くことが第一。原因となる疾患の治療や薬剤の中止、ストレス窓を開け、新鮮な空気を入れ換えることも有効です。

それでも改善されない場合には、対症療法として含嗽剤や人工唾液、唾液の分泌を促進する薬剤 の投与、漢方薬を用いた治療が行われます。

また、酸味のある食品(ビタミンC含有のキャンディなど)により味覚を刺激したり、口の渇き を緩和するドロップを利用するのも有効です。

日本訪問歯科協会https://www.houmonshika.org/oralcare/c136/

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